【Blender 3.1】ベベルツールとは?【ベベル】

Blender
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Blenderにおけるベベル(Bevel)とは?

ベベルとは、直訳で傾斜斜面のことを指します。
3Dモデリング全般の用語として、ベベルはポリゴンのエッジ(辺)に面を追加し、角を丸める/滑らかにすることを指します。

現実世界の物は3Dのキューブの様に辺が一つしかないようなシャープな構造をしていません。
どれだけ鋭いエッジを持った物体でも、ある程度の滑らかさを持っています。
Blenderの様な3Dソフトではベベルツールといった機能でポリゴンのエッジの滑らかさを表現できます。

ベベルツールの使い方

ベベルツールは主に「辺選択モード」と「頂点選択モード」で使うことができます。

「辺選択モード」や「頂点選択モード」については以下の記事にて解説しているので、詳しくは以下をご参照ください。

辺選択モードでのベベルツール

まず、滑らかにしたいエッジ(辺)を選択します。

選択した状態でキーボードの「Ctrl + B」を押下します。
すると、マウスカーソルに沿って点線が表示されます。
カーソルを遠くに移動すれば移動するほどベベルは大きくなります。
マウスを動かしながら、自分の好きな滑らかさになるように調整します。

滑らかさの調整ができたら、左クリックをしてベベルを確定させます。
これで基本の操作は完了です。

ちなみに、ショートカットキーではなくても、メニューバーの「辺」>「辺をベベル」を選択すれば同じ様にベベルが作れます。

そしてベベルはセグメント数を変えることができます。
ベベルは、セグメント数が多ければ多いほど滑らかになります

以下の画像のように、セグメントが一つのものに比べ、セグメントが5つあるほうが滑らかになっていますね。

セグメントを増やすには、Ctrl + Bを押下した後に、マウスホイールをスクロール、もしくはキーボードの「S」を押下して、増やしたいセグメントの数を入力(セグメント数を5つにしたい場合は「5」)すると増減できます。

また、ベベルを確定させた後でも、左下にあるメッシュツールオプションからセグメント数を変更することができます。

上記のようなメッシュツールが表示されていない方は、以下画像のように左下に折りたたまれている可能性があるので、「ベベル」をクリックして展開してみてください。

頂点選択モードでのベベルツール

まず、滑らかにしたい頂点を選択します。

選択した状態でキーボードの「Ctrl + Shift + B」を押下します。

すると、辺選択モードと同じ様にマウスカーソルに沿って点線が表示されるので、マウスを動かしながら滑らかさを調整していきましょう。

Ctrl + B」は「辺選択モード」のベベル機能です。
頂点選択モード」のベベル機能ショートカットは「Ctrl + Shift + B」もしくは、「Ctrl + B」押下後、さらにキーボードの「V」を押下します。

頂点のベベルはメニューバーの「頂点」>「頂点をベベル」からも実行できます。

頂点のベベルについてもセグメント数を変更することができます。

増やし方は、Ctrl +Shift + Bを押下した後に、マウスホイールをスクロール、もしくはキーボードの「S」を押下して、増やしたいセグメントの数を入力(セグメント数を5つにしたい場合は「5」)すると増減できます。

頂点選択モードでも同様に、左下のメッシュツールのオプションからでもセグメント数は変更できます。

以上が、ベベルツールの基本的な説明と使い方です。

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